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2017/12/26 藤紫会「藤紫会」×立命館大学邦楽部

 2017年12月26日(火)、高齢者交流サロン「藤紫会」で立命館大学邦楽部が演奏しました。演奏が始まる前、藤紫会の会長さんが「この会では演奏するだけでなく、私たち高齢者の人とみなさんのような若い人と交流するのも目的です」と会のことを紹介してくださいました。それを聞いた学生さんたちはいつもと違った形で自分たちの演奏の感想が聞けるとあって楽しみ!という好奇心と、どのようなことを言われるのか・・・という不安な気持ちがいりまじっている様子でした。

 さて、本番です!

 始めは、尺八、三味線、琴の演奏曲「乱れ髪」です。立命館大学邦楽部では大学から和楽器を始めた人たちが多いと聞いていましたが、そうは見えないほどとても力強く演奏していました。和音で綺麗に奏でられた中でも、琴・三味線・尺八の綺麗な音色がはっきりと感じられました。筆者自身邦楽部の演奏は初めて聴きましたが、夏祭りや端午の節句などの行事で流れてくる音が思い出されなつかしく感じました。

 


 藤紫会のみなさんは「うまいな」「若いときを思い出す」などと演奏後の学生さんたちに感想を言ってくださり、それを聞いた学生さんたちは照れたような表情を浮かべていました。受け入れていただけた安心感で肩の力がすっと抜けたようで、自然と次の曲に移りました。

 

 次の曲は「しらべ」という曲で、尺八の方の首ふりが印象てきでした。「尺八は何年も修行して首ふりができるようになるという言われるほど難しいのに、それができるなんてすごい・・・」と藤紫会の方が感心するほどでした。

 

三味線、琴も2曲つづけて同じ演奏者でしたが、一曲目とはまた違った空気が流れていました。2人の息がぴったりと合っていてとても心地が良く、その暖かな音色から、会場に柔らかな日差しがさしているようでした。

 

 演奏後、交流会が開かれました。 

 藤紫会の方からは「みんな、すごいね」「どこの流派?」「どこでいつも演奏しているの?」と質問攻めでした。学生さんたちはどの質問にも丁寧に答えており、「こんなに演奏後すぐに感想を言ってもらえるなんてうれしい」と笑顔で藤紫会の皆さんと会話を交わしていました。

 学生さんに対する質問タイムが終わると、藤紫会の方が今度は学生に向けて自分たちが伝えたいことを話してくださいました。「今の子は勉強ばかりで和楽器など文化の教養というのがない。だから、ゆとりがなく、せわしなく生活して親子で話し合う時間もないんやないかな・・・」などご自身の経験を交えたお話を学生さんは真剣な顔で聞いていました。学生さんたちは「学校では聞けないことを勉強することができました」と藤紫会の皆さんに感想を伝えていました。

 立命館大学邦楽部のメンバーは自分たちの演奏を聴いてもらい、また、地域の方の話から感想や様々なお話を直接聞けて大満足のようでした。身近で触れることのできない和楽器を楽しむことももちろんですが、世代を超えた交流が生まれることも、連携活動の魅力ですね!

 

 和の音色を楽しみたい地域団体さん、立命館大学邦楽部へぜひ依頼をしてみてください!

取材記:学生ボランティアスタッフ・三村


【動画で紹介!】

動画編集:学生ボランティアスタッフ・田鹿