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2018/8/7 生活介護事業所らくらく「お楽しみ会」×大谷大学落語研究会

 2018年8月7日(火)、生活介護事業所らくらくさん(以下、敬称略)にて、お楽しみ会が行われました。目玉は大谷大学落語研究会さん(以下、敬称略)による落語です。

 らくらくには、視覚障害を持つ18歳以上の方がデイサービスとして通っておられます。肢体不自由の方や重複障害をもつ方も受け入れており、職員さんが丁寧に利用者さんに話しかける場面など、室内には優しい雰囲気があふれていました。

 お楽しみ会は随時行われており、利用者の方に様々な体験をしてもらうことが目的だそう。今回、落語研究会からは、叡山舎富く楼(えいざんしゃふくろう)さんと叡山舎零桜(みお)さんに来ていただき、零桜さんは今回の寄席が初舞台とのことです。ピシッとした着物をはおっている二人の姿から、落語に対する熱意がひしひしと伝わってきました。

 最初に、富く楼さんが「ん廻し」を披露しました。この話は古典落語の一つで、1628年に書かれた笑話本「醒睡笑」の一編「児の噂」が現話とのことです。

 

 ある男が、「『ん』がつく言葉をひとつ言うごとに、田楽を一枚あげよう」という遊びを提案すると、仲間たちは「にんじんとだいこん」「まんきんたんのかんばん」とつぎつぎに「ん」がつく言葉を答えていく。その後、どんどんヒートアップしていき、ある男が見事なまでの「ん」廻しを披露する… という話です。

 富く楼さんの話し方が見事で、テンポよく進むお話に利用者さんも真剣に耳を傾けておられました。一人何役もこなされる演技は素晴らしく、落語に詳しくない記者も話にひきこまれていきました。

 次に、零桜さんが「子ほめ」を披露しました。こちらも古典落語ので、古くから愛されてきた演目の一つです。

 

 ある男は、ただ酒が飲みたい一心で人を褒めまくる。年輩の男には「若く見える」とおだてて気をよくさせ、酒をごちそうになるという具合だ。男は生まれたばかりの子供がいる家をたずね、赤ん坊を褒める算段だったがしかし… という内容です。

 初舞台ということもあり、かなり緊張されているのかなと思いきや、堂々とした落語を披露されていました。これからのご活躍が楽しみです。

 以上、落語をあまり知らない人にとっても、楽しむことができるお楽しみ会でした。

大谷大学落語研究会はむすぶネットで度々活動して頂いています。障害のある方もない方も、「様々な事情を抱えた方に向けて落語を披露するのも、新たな発見があって楽しい」と仰っていました。

 らくらくは随時お楽しみ会を企画しており、来所される方も楽しみにしておられます。

 今後も、むすぶネットを通じて人と人のつながりのお手伝いができたら、と考えております。

取材記事:むすぶネット学生スタッフ 枡本 葵


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