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2019/10/19 コスモワンダータウン自治会「敬老の集い」×京都産業大学落語長屋

 2019年10月19日(土)、太秦天神川駅近くのコスモワンダータウンにて「敬老の集い」が行われました。コスモワンダータウン自治会さんは毎年、「敬老の集い」を開催しており、今年で5年目だそうです。そして、今回は京都産業大学落語長屋さんから3人の学生が来てくれました。

 お客さんも続々と集まり、落語の始まりです。

 1人目は河内家武勇(かわちやロマンス)さんで「酒の粕」という演目です。酒を飲めない男が酒粕を2枚焼いて黒糖をまぶして食べます。この男は顔が赤くなり、町へ酒を飲んだと言いふらしに行きました。しかし、飲み方やお酒のあてを聞かれ、すぐに酒粕を食べたと見抜かれてしまう噺です。

 武勇さんは1回生で学外での落語は初めてでした。セリフを忘れてしまう場面もありましたが、お客さんの温かい眼差しのおかげで最後まで笑顔で演じていました。

 

 2人目は河内家奇怪(かわちやパラサイト)さんで「目黒のさんま」という演目です。殿様が目黒へ遠出した時に、お腹が空き、下衆庶民の食べ物であるさんまを食べます。あまりの美味しさにさんまのことが忘れられず、親族の集会時に好きなものが食べられるということでさんまを希望しました。しかし、出てきたさんまは脂が抜かれ、小骨も抜かれ、以前食べたさんまと全く違います。殿様はどこのさんまであるか聞くと、親戚は「日本橋魚河岸です。」と言います。すると、殿様は海と無縁であるにも関わらず、「さんまは目黒にかぎる。」と言いました。

 この演目が始まる前、お客さん同士で「目黒もさんま有名なんか。聞いたことないわ。」と話していました。お客さんの言う通り、目黒でさんまは取れず、落ちを聞いてどっと笑いが起こりました。

 3人目は河内家栄都(かわちやアテネ)さんで「笠碁」という演目です。二人の男が大好きな囲碁がきっかけで大喧嘩になります。お互いに囲碁を打ちたいと思えるのは相手しかいないと思うのですが、素直に謝れず、すれ違いが生じます。そんな二人が仲直りするまでの人情あふれる噺です。

 「笠碁」は動きが多い演目で、笠をかぶる場面では実際に笠が存在するかのような動きにお客さんは見入っていました。また、栄都さんは小噺の時に、扇子や手拭いを使って何を表しているかクイズを出したり、とても短い落語を披露したりとお客さんを巻き込んで落語を楽しんでいました。

 落語会が終わった後、コスモワンダータウン自治会会長さん、お客さん、落語長屋さんとともに昼食をいただきました。

 昼食中、「面白かった。」、「見たことがない演目だった。」など落語の話をしたり、大正生まれのお客さんから長生きの秘訣を教えてもらったりと、会話が弾んでいました。


取材記事:むすぶネット学生取材スタッフ 古市 優衣


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動画編集:むすぶネット学生取材スタッフ 杉岡 実可子