
私たちはバイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4つの弦楽器で合奏をしています。
普段は火曜日と木曜日の放課後、11月の大学祭や12月の定期演奏会などに向けてクラシック曲をはじめ、ポップスやジブリの曲などを練習しています。20年ほど前から講師の先生にも来ていただいて日々、練習を重ねています。

老人ホームでの演奏や5年ほど前には地蔵盆でも演奏の経験があります。バイオリン演奏の伴奏をして欲しいと依頼を受けチェロだけで演奏に行ったこともあります。
今年は部員の都合がつかず、なかなか依頼を受けられない状態が続いています。
------実際に活動をしてみてどうでしたか?
老人ホームの演奏では、童謡などを演奏したのですが、音楽に合わせてお客さんが歌詞を口ずさんでくださいました。なかなかない経験なので、嬉しかったです。
------今後も地域活動を続けていきたいですか。
演奏の経験も積みたいですし、機会をいただければ部員の都合を合わせてぜひ行かせていただきたいと思っています。

現部員は大学生から始めた人ばかりなので、個人個人のスキルアップを目標に頑張っています。また12月に行われる定期演奏会に向けてしっかりと練習を積んでいきたいです。

さまざまなジャンルの曲を演奏していますので、お客さんの層によって演奏する曲を変えることができます。弦楽器を触る機会はあまりないと思いますが、実際触って音を出すのが簡単なので、機会があったら是非触ってみてほしいです。
今回取材を受けてくださった尾崎さん。活動に意欲的で、「演奏の機会が少ない後輩のために地域活動を積極的にしていきたい」と話してくださいました。本番はやはり練習とは緊張感が違うようで、本番を積むことでそういった緊張感に慣れることが必要だともおっしゃっていました。
この記事を通じて多くの方々に弦楽アンサンブルのことを知ってもらえると、取材させていただいた私としても嬉しいです。
(取材日:2019年9月5日)