

一昨年発足したまだまだ新しいサークルです。
普段は4〜5月にかけての新歓コンサートや12月の定期演奏会に向けて練習しています。また、特別監督として音楽学部非常勤講師の秋山滋先生をお迎えし指導を受けています。
前期は部員が各々大学で専攻する楽器の練習が手一杯で、活動は不定期でした。後期には定期演奏会があるのでそれに向けて定期的に練習していきたいと思っています。
------どのような曲を演奏されているのですか?
クラシック曲、その中でも特にバロック曲を中心に演奏しています。昨年の定期演奏会でヘンデルが作曲した「水上の音楽」を演奏しました。
------リコーダーにはどのような種類があるのですか?
小学校で使うソプラノリコーダーをはじめ、アルトリコーダー、テナーリコーダー、バスリコーダーといったさまざまな種類があります。ソプラノリコーダーが一番小さく、アルト、テナー、バスの順に大きくなります。大きな楽器ほど低い音域の音が出ます。

演奏の依頼をいただいたことはあるのですが、部員の都合がつかず、実現には至っていません。
------どのような依頼ですか?
地域の公民館での演奏依頼や、今回のようなインタビューの依頼です。どちらも部員の都合がつかずにお受けできませんでした。残念です。

リコーダーは学校で誰もが習いますが、大学生や社会人になって演奏する楽器としてはまだまだマイナーです。吹けば簡単に音が出せますが、非常に奥深いです。また他の楽器に比べて安く、気軽に始められます。もっとたくさんの人にこのようなリコーダーの魅力を知ってもらいたいです。そのためには定期演奏会をもっとたくさんの人に聞いてもらいたいです。

部員同士仲が良く、いつも楽しく演奏しているサークルです。
リコーダーは小学生で誰もが習う楽器なので、音楽を好きになるきっかけになりやすい楽器ではないのかなと思います。

今回インタビューに答えてくださった岡本さん。自分たちの活動を知ってもらえるようにと様々なリコーダーや京都市立芸術大学リコーダークラブの看板曲である「Sonatella」という曲の楽譜を見せてくださいました(写真参照)。
他にも演奏の様子を動画で見せていただきましたが、みなさんとても楽しそうに演奏されていて、リコーダーのことが好きなのだと画面越しから伝わってきました。複数のリコーダーが奏でる演奏が気になった方はぜひ定期演奏会に足を運んでみてください。演奏会の情報などはTwitterで更新されますのでぜひご覧になってみてください。
(取材日:2019年9月4日)