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掲載日:2021年3月16日

執筆担当:植田・小阪・保積

 京都市下京青少年活動センターは、誰もが利用できる社会教育施設です。トレーニングルームや会議室、ホールなどがありサークル活動、楽器練習、勉強などの目的に合わせて利用できます。施設の貸出以外にも、13歳から30歳までの青少年を対象にスポーツやレクリエーションをテーマとしたイベントも開催されています。体を動かしながら参加者同士が交流したり、地域の魅力に触れたりと、他者との関わりを通して、興味や関心を豊かにできるような取り組みです。今回参加した「まちロゲイニング」も、青少年がレクリエーションを通して交流できるイベントです。制限時間内に街中のチェックポイントをまわり、できるだけ多くのポイントを集め、得点を競い合います。

活動内容を教えてください

 イベントに向けての企画ミーティングから参加しました。今回の「まちロゲイニング」は、5名のボランティアスタッフさんで内容を検討してきたそうです。企画内容や準備状況を説明いただき、作業の分担を決めました。イベント当日に参加者が巡るスポットの探索や地図の作成、各スポットの点数決めなどを協力して行います。また、参加者がより楽しめるようなルールづくりや当日スケジュールの整理など、企画内容だけではなく運営についても話し合いました。

 イベント当日の活動は会場設営や受付、開会式・閉会式の運営、参加者対応など様々です。次回の開催に向けた改善点を探すため、参加者と同じ視点でスポット巡りも行いました。

印象に残っている出来事やエピソードを教えてください

 イベント当日、会場で参加者の帰りを待っていたときのことです。先に帰ってきた大学生グループと社会人グループがお互いのマップを見せ合いながら「どこのスポットに行ってきたんですか?」「どのルートでスポットを巡ったんですか?」と楽しそうにお話されていました。その様子を見て、このイベントが知らない人同士の交流を作るきっかけになっていると気がつきました。普段の生活で接する機会のない世代と交流することで新たな出会いや発見が生まれ、価値観が広がっていくと思います。社会人グループの中には障がいを持っている方もいらっしゃいました。このように年代を超え、多様な人たちが同じイベントを楽しみ、時間を共有する場を提供できたことが嬉しかったです。ボランティアとしてその場を作るお手伝いができたと思えたとき、やりがいを感じました。

活動を通して得られたことや学んだことを教えてください

 自分にはないアイディアに出会い、企画を考えるときに大切な視点を学びました。ミーティングや事後ふりかえりの場では、参加しているみんなが企画内容への意見や考えるべきポイントを言い合っていました。参加者への景品を考えていたときのことです。様々な意見がある中で、あるボランティアスタッフさんが、「お店の売り上げやPRにもなるため、協力してくださったお店のお菓子を景品にしてはどうか」と提案されていました。参加者も協力者もお互いに楽しめて嬉しい気持ちになれるこのようなアイディアは自分にない発想だったので、新たな知識が増え、考え方の幅が広がったと感じます。

活動に参加する前後でどのような変化がありましたか?

 初対面の人と緊張せずにコミュニケーションが取れるようになりました。

 今回、イベント前々日からの3日間が活動日でした。やらなければならない作業が多く、時間にも迫られている状況です。一緒にイベントを作り上げるために、まずは他のボランティアさんと気軽にコミュニケーションをとれる関係を築くことが必要だと感じました。

 しかし、初対面の人に自分から話しかけることが得意ではないため、いつも打ち解けるまでに時間がかかってしまいます。

このままではいけないと思い勇気を出して自分から話しかけてみました。するとみなさんは優しく受け入れてくださり、そのおかげで緊張がほぐれ、すぐに打ち解けることができました。自分から積極的に話しかけることで、相手を知り、自分を知ってもらえるはじめの一歩にもなることが分かりました。

今後の学生生活に活かしていきたいことを教えてください

 広い視野で物事を見ていきたいです。ミーティングで他のボランティアスタッフさんが協力店舗のメリットも考えた意見を提案していたとき、自分の考えが1つの視点に固定されていたことに気づきました。今回のイベントに関わる人たちは、参加者もボランティアスタッフも協力者も、年齢や性別、所属などが様々です。全員が楽しめるように企画を作り上げるには、視野を広く持つことが必要だと感じました。大学の授業やサークル活動、バイトなど、多様な人と関わる機会が多くあるので、それぞれの立場や視点から考える意識を持ちたいです。

 また、今回私たちは企画の途中から関わらせていただきました。ミーティングでは既存のボランティアの方々からどんどん意見が出てきていて、それが企画に組み込まれていくことがとても印象的でした。私は思い浮かべたアイディアや意見をしばらく吟味してからでないと発言できません。他のボランティアさんの姿を見て、考えるばかりではなく言葉にして伝えることを大事にしたいと思いました。

最後に、感想とメッセージをお願いします!

【植田さん】

 ボランティアへの参加やイベントの企画・運営が初めてだったので、最初は不安が大きかったです。しかし、一緒に活動する皆さんが暖かく歓迎してくださり、すごく楽しく終えることができました。また、多くの学びや人との交流があり、自分にとってプラスになる経験ばかりでした。今回は3日間という短い間でしたが、もしこのような機会があれば次回は深く携わっていきたいなと思っています。これからも、自分の成長のために様々な経験を積極的に行っていきたいです。

【小阪さん】

 今回、初めてボランティア活動に参加しました。最初は緊張や不安もあり、参加するかどうかも迷っていましたが、思い切って参加してみてよかったと思います。この活動を通して、新しい人との出会いや学びがあったり、新たな自分の一面を発見することができたからです。新たなことを始めるには不安もありますが、これからも一歩踏み出して色々なことに挑戦していきたいなと思います。

【保積さん】

 今回、企画がある程度出来上がっているところに参加させてもらったので、最初は、「チームにきちんとなじめるのか」「足を引っ張ってしまわないか」などと不安に思う部分も多かったです。しかし、他のボランティアさんや職員さんがあたたかく迎え入れてくださったので、活動を心から楽しむことができました。今までボランティアをしたいと思ってもなかなか踏み出せずにいたので、今回の活動をきっかけに他の活動にも積極的に参加していきたいと思います。

活動先団体

団体名:京都市下京青少年活動センター

所在地:〒600-8202 京都市下京区川端町13

WEB:http://ys-kyoto.org/shimogyo/

SNS:https://www.facebook.com/Ys.shimosei

 

[団体の理念・活動概要]

団体のミッション(活動目的):子どもから責任ある大人へと成長する青少年を「支援」します。

「支援」とは、青少年が家庭、学校、地域社会、職場及び青少年の自主的な活動の場面といった、あらゆる活動場面への参加を通じて、社会と交わり、青少年自身の興味や関心を豊かにし、青少年が必要とした場合、助言、情報、または多様な人的・物的資源を得られるような「機会」を提供しようとするものです。

 

事業概要:青少年が本来持っている力を発揮する場づくり/若者が課題を乗り越えていくための支援/若者の市民参加、地域社会への参加を促す/ユースサービスの活動を広く知ってもらうための活動