平成25年度「活動資金サポート」
成果発表会を開催しました!今年は20団体!!
2014年3月16日(日)、平成25年度「活動資金サポート~大人だけじゃない。学生もがんばっている、社会貢献活動~」成果発表会を開催しました。
今年は、採択された学生団体20団体が、取り組んできた活動とその成果について発表しました。
発表会には、活動資金サポートに関心を持つ学生や一般の方、発表団体の関係者などが来場し、発表団体や審査員も含め、約60名程の方に参加いただきました。
始めに、京都市市民協働政策推進室大学政策課長 竹内さんより、輝く学生応援プロジェクトの説明があり、その後、運営団体の特定非営利活動法人ユースビジョン赤澤さんより、輝く学生サポート助成について説明しました。その後、下記5名の審査委員を紹介。
【審査委員長】
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター常務理事 深尾 昌峰さん
【審査委員】
社団法人京都青年会議所理事 井川 智崇さん
公益財団法人大学コンソーシアム京都 高等教育研究推進事業部 次長 世雄 理博さん
京都市総合企画局市民協働政策推進室大学政策担当 桐生 ゆり子さん
京都市市民公募委員 持明院 由子さん
そして、いよいよ学生団体より発表です。最初に事業支援コース6団体が以下の順に発表を行いました。
(1)アジアの希望300
(2)NPO 法人フラワー・サイコロジー協会 学生パートナーシップ事業「がくぱと」
(3)関西あおぞらプロジェクト
(4)Teen for 3.11 関西支部
(5)Pastel
(6)京都ガイドブックicow!
各団体持ち時間6分の中で、事業の目的・目標、実施内容、事業の成果、事業の課題・展望、改善点を話す他、地域や関係団体と生まれた繋がりについてや、活動を通じての気づきなどを発表しました。実は、1回事前練習をしたのですが、各団体の発表から良いところ、工夫すべきところを学んだようで、今日の発表に向けて内容を練り直し、スライドも大幅に変更していて、各団体それぞれ工夫した発表になりました。
その後、審査員から10分間の質疑に対し答えていきます。課題と向き合ったことでどのような成長があったか、得た気づきを今後の活動にどうつなげていきたいか、今後の活動について厳しい質問もあり、各団体、具体的な経験やそこで感じたことをまじえて真摯に答える姿がありました。
発表が終了すると、審査委員のみなさんは、別室にて審査を行いました。その間、会場では、共感賞への投票を行い、休憩後、活動支援コース14団体が以下の順で発表を行いました。
各団体持ち時間30秒の中で、活動の目的・ねらい、実施内容、事業の成果と今後の展望を発表しました。どの団体も、とっても短い時間の中でも伝えたいことをしっかりと盛り込んで発表しました。
(1)ダブルダッチサークルSilvous plait!
(2)京都学生ガイドクラブ
(3)まるっとデザイン
(4)SHAKE ART!
(5)立命館大学クラシックギタークラブ
(6)ふくしま“福光”プロジェクト
(7)See-Saw
(8)立命館大学同好会 Tools For Self Reliance-Kyoto
(9)Noti’s
(10)まなサポ+1
(11)Local Activities
(12)あにまもる。
(13)立命館大学震災支援活動情報ネットワーク
(14)旅days 実行委員会 学生部会
発表後は、休憩を含めた活動支援コースの投票の時間です。また、発表者と投票者の交流の時間でもあります。
各団体は作成した活動報告パネルの前に立ち、活動の詳細を説明したり、動画を見てもらったりしながら、活動への理解と共感を生み出す工夫しながらパネルトークを繰り広げ、来場者は発表だけでは分からない活動の詳細を聞き、最も共感できる活動へ投票をしました。
活動支援コースの発表と投票後、別室で行われていた審査が終了し、表彰式へ。事業支援コースは優秀賞と準優秀賞、そして来場者の投票による共感賞、活動支援コースは優秀賞の発表です。
まずは、共感賞からの発表。「彼女たち留学生の想い、『隣人(となりびと)』としての活動、そして学ぶ姿勢にともて感銘を受けました」「進んだ高齢化社会で、とても意義のある活動と思いました」といった意見をいただき選ばれたのは・・・アジアの希望300でした。
そして、次に活動支援コースの優秀賞の発表。
結果は・・・
優秀賞 まなサポ+1
あにまもる。
ふくしま“福光”プロジェクト でした。
審査委員長 特定非営利活動法人きょうとNPOセンター常務理事の深尾昌峰さんから表彰状と賞金を受け取り、各団体から今の気持ちや今後の活動についてなどを話しました。
そして、いよいよ事業支援コースの優秀賞と準優秀賞の発表です。半年から1年をかけて活動をしてきた成果を評価するため、審査委員の中では時間ギリギリまで議論を重ね審査しました。
結果は・・・
優秀賞 アジアの希望300
準優秀賞 関西あおぞらプロジェクト
Teen for 3.11関西支部 でした。
どの団体も総じて高い評価だったため、最後の最後まで審議した結果、今後の活動に期待の意味を込め、今年度の準優秀賞は2団体へ渡すことになりました。
最後に、審査委員長 特定非営利活動法人きょうとNPOセンター常務理事の深尾昌峰さんをはじめとした審査委員のみなさんから、全体講評と各発表団体の事業への講評を行い、これからの学生に期待すること等を学生と全体にお話いただきました。
発表会終了後は、審査委員と学生団体、学生Place+のスタッフ全員で毎年恒例の記念撮影。来場者の方々からも沢山カメラを向けていただき、たくさんの写真を撮りました。
その後は、学生団体の周りには審査委員や来場者方々が集まり、交流や連絡先の交換が行われ、これからの活動の発展に繋がりそうな様子がうかがえました。また、学生団体同士の交流なども行われ、情報交換や連携などの話をしていて、こちらも今後の発展が楽しみです。
成果発表会は活動の締めくくりではなく、次の活動のスタートの時でもあります。活動資金サポートを通して学んだ経験を活かし、活動を頑張ってもらえたらと思っています。これからも学生Place+は、今回発表した学生団体を応援し、必要に応じてサポートしていきたいと思います。
当日の様子は、動画でもご覧いただけます。