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実績19:地域若者サポーター北・上京・左京ブロック「アフタヌーン亭」

     ×立命館大学落語研究会

出囃子を披露する噺家3人

2011年10月22日(土)地域若者サポーター北・上京・左京ブロックが企画した「アフタヌーン亭」に、立命館大学落語研究会が出演しました。今年2月と5月に行われたのに引き続き、3度目の公演。若者やひきこもり、ニートの方とその家族、彼らを支援する人たちを対象に、人と人が直に向き合って楽しむ落語を体験してもらおうとの試みです。当日はあいにくの雨模様でしたが、10人以上の参加者が集まり、3席の演目と出囃子の演奏などを楽しんで、交流しました。


今回登壇された立命館落語研究会の噺家は、現会長をはじめとする3年生の御三方。これが学外での最終公演になるそうです。江戸落語、上方落語を交え、三者三様の個性をいかした3席を披露。さらに中入り(休憩)には、噺家が高座に登場する際に演奏されるテーマ曲である出囃子を、三味線を使って演奏してくださいました。また、落語の公演や練習の内幕が語られ、「観客の層や反応を見て、オチを変える」ということに、参加者一同舌を巻いていました。


地域若者サポーターからは「やはり生の公演はライブ感が違う。昔からのネタでも、面と向かって公演を聞くと、面白さが伝わってくる。ぜひ他の多くの若者にも聴いてもらいたい」との感想をいただきました。


立命館大学落語研究会からは「こうした公演の場は何度出ても緊張する。観客のみなさんには、古典芸能だからといって緊張せず、リラックスして聴いてほしい。緊張と緊張からは、緊張しか生まれない。リラックスした空間でこそ笑いが生まれ、幸せを共有できる」と語ってくださいました。