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2015/8/11 藤紫会×立命館大学交響楽団

2015年8月11日(火)、藤紫会という地域の年配の方々の交流サロンにて立命館大学交響楽団が音楽を演奏してきました。毎月2回、自宅の離れを開放しご近所さんが集まって交流されていらっしゃいます。むすぶネットではこれまでにも他の学生団体が登場したこともあります。(取材記:藤紫会×立館大学クラシックギタークラブ
今回は、立命館大学交響楽団から5名が出演し、フルートの3重奏と、バイオリンの2重奏を披露しました。

フルートの曲目は、「子守唄」と「ロンドンデリー」でした。藤紫会の司会今井さんは、「この曲とっても好きなのよ。戦争時代には隠れて唄ったものよ。」とおっしゃっていました。このエピソードには、演奏していた学生も「そうなんですか!」と驚いていました。

バイオリンの曲目は、「メリー・ウィドウ」と「愛のあいさつ」。曲目の間には、「交響楽のバイオリンは弦楽器の中でも一番高い音を出し、ファーストとセカンドに分かれて演奏しているんですよ」とバイオリンの説明もありました。

 

どちらも、息遣いが聞こえてくるぐらい演奏者と観客の距離が近く、美しい音色に会場全体が包まれました。

演奏会の後には、みんなでアイスをいただきながら交流タイムがありました。「孫が立命館大学に行っているのよ」とか、「昔の立命館大学は北大路にあったんだ」といった話や、「高校生の頃この近くに通って来ていたので、とても懐かしいです」といった話もでて和やかな雰囲気でした。

参加された方は、「普段はなかなか外出ができないので、こうして演奏しに来てもらえて、とてもうれしいです」、「目を閉じると、目の前に大舞台が広がっているように感じられて、とてもよかった」など、素敵な感想をおっしゃってくださいました。

また、演奏した学生も「普段は大きなステージでの演奏が多く、ピンと緊張した空気だけれど、今回はとてもアットホームな雰囲気で、観客の方が近くで見てくださったのもとてもよかった」と感想を言っていました。

今井さんは、「こうして学生さんに来てもらえて我々もうれしいし、学生さんにとっても様々な人生経験をしてきた人に出会って、何かを得てもらえるきっかけになれば」とおっしゃっていました。

むすぶネットを通して、普段はなかな接触の機会がない人たちと出会い、つながりが生まれる、そんな理想が具現化された素敵な催しでした。



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