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2016/09/10 コスモワンダータウン自治会

「敬老の集い」×落語長屋

 9月10日(土)、コスモワンダータウンさんで行われた「敬老の集い」で、落語長屋のおふたりが落語を披露してきました!今回駆け付けた演者は、河内家織○都(かわちや おりえんと)くんと、河内家葉陽論(かわちや ばびろん)くんです。20名弱の参加者さんが見守るなか、2回生でまだまだ初々しさが抜けない織○都くんと、3回生の貫禄が溢れでている副部長葉陽論くんの凸凹(?)コンビが、会場を沸かせました!

 1人目の演者は、若手の織○都くん!とても感情豊かな表情とそのリズムが耳から離れない、演目「平林」を披露しました。

 番頭さんから「平河町の平林」さん宅へ手紙を届けてほしいと頼まれた定吉でしたが、実は定吉、物覚えが悪い上に読み書きができないのです。「ひ~らかわちょうの~ひらばやし~」とリズムをとりながら行けば忘れないから、と言われ出かけた定吉ですが・・・。道中、宛先を忘れてしまった定吉は、道を歩く人々に宛名を読んでほしいと頼みますが、その回答は「たいらばやし」「ひらりん」「いちはちじゅうのもーくもく」と、頓珍漢なものばかり・・・(笑)定吉は無事、平林さんの元へ手紙を届けられるのでしょうか?

 2人目の演者は、葉陽論くん!堂々とした噺口調で、演目「茗荷宿」「厩火事」の2つを披露しました。

 茗荷宿:ある宿屋に大金を持った客が宿泊しました。"茗荷を食べると物忘れをする"という説を信じた宿屋の夫婦は、これでもか!と言うほど茗荷を食事に出します。果たして客は大金を忘れて帰るのか?

 厩火事:怠け者で昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主と口喧嘩が絶えないお崎は、亭主の心持ちが分からないと仲人のところに相談を持ちかけます。仲人から聞かされた、厩の火事で馬よりも家来の身を案じた孔子の故事にならい、亭主の愛情を試そうと亭主が大切にしている瀬戸物を割ります!「怪我はないか?」と気遣いを見せる亭主の姿に、感動するお崎。しかし亭主の真意は・・・(笑)

 落語を披露したあとは、参加者のみなさんと一緒に昼食を頂きました!「落語は初めて見たけど、おもしろいのね」「○番目のお噺が面白かった!」と、とても嬉しい感想が飛び交っていました♪

 頂いたお弁当は、とってもボリューミーでしたが、余っていたおかずをあれもこれもと演者の2人のお皿に(笑)「若い子がこうやって来てくれるだけで嬉しいねぇ」と、まるでお孫さんかのように接してくださっていました。非常に温かなおもてなしに、笑顔の絶えない会になりました♪

~取材後記~

 コスモワンダータウンさんがこの「敬老の集い」で、学生をお呼びするのは3度目!以前には、催しやイベントはなく、お食事会のみの開催だったそう。「う~ん、なんとか盛り上げる術はないか」と考えていたところにむすぶネットの存在を知り、活用してくださるようになったそうです!「参加者の方々の笑顔が見れ、満足しています。今後もイベントの際にはお願いします」と、期待を込めた感想を頂きました。学生団体さんやむすぶネットが、地域の皆さんのお役に立てているようで、嬉しい限りです!

【動画で紹介】