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2017/12/16 西京健康友の会・かみの診療所・西京健康友の会合同クリスマス会」×大谷大学児童文化研究会

 12月16日(土)大谷大学児童文化研究会の4人が、かみの診療所にて開催された西京健康友の会クリスマス会に参加しました!

 毎年こちらのクリスマス会の会場設計は、西京健康友の会の皆さんで行うそうです。椅子に登ってキラキラしたモールテープを天井に貼り付けたり、窓から外の明かりが入らぬように暗幕を垂らしたり、壁にサンタやトナカイのイラストを貼り付けたりと、慣れた手つきで皆さんせっせと装飾をしていきます。少し破れた暗幕や、画用紙に描かれたイラストが色褪せているのを見て、歴史を感じます。すべては子どもたちが楽しめる空間を作るため、体を張って頑張ります。完成した会場は、薄暗い空間にチカチカと光るイルミネーションや、ツリーなどがあり、まさに子どもが喜ぶ空間そのものです!


 

   会場設計も終わり、子ども達が来るのを待ちます。子ども達が集まって来ると、お出迎えです。「○○ちゃんやん、今日はお爺ちゃんと来たのね」「○○くん大きくなって〜」などの声が飛び交いました。「〇〇おばちゃん!」と慣れ親しんで返す子ども達の様子からも、地域で育てられてきたのだということが感じられました。総勢約30名ほどの親子が集まり、会場は子ども達の声で賑わい、熱気で包まれました。

    プログラムが進み、大谷大学児童文化研究会の4人の出番が迫ってきました。司会の方から「静かに聞いてくれると嬉しいです、でも、面白いと思ったら笑ってください!」と前置きがあり、人形劇がスタートしました。登場キャラクターは、コアラさん、カエルさん、ヒヨコちゃんです。新しい学校に転校してきたカエルさんは、友達の輪の中にうまく入れません。どうすれば友達とうまく打ち解けられるのか。カエルさんだけでなく、ヒヨコちゃんやコアラさんも相手の立場になって考えるようになっていきます。とても考えさせられるお話でした。劇が始まってすぐは、こども達は動く人形に興味津々で、ジャンプして人形に触ろうとする子もいました(笑)

 大谷大学児童文化研究会の方達は、披露後に「こども達に正体がバレないかが不安でした」と笑って話されていました。初めは人形達に興味津々でしたが、徐々に慣れてきたのか、落ち着いて物語を聴く子が増えていきました。物語に引き込まれたのは子ども達だけでなく、親御さん達もそうでした。人形劇が終わると自然と拍手が起こりました。そして、劇中で登場したキャラクターが一匹ずつ、最後にもう一度登場し、全員が出揃ったところで子ども達にさよならを告げ、帰っていきました。

  披露後に大谷大学児童文化研究会の4人に話を聞いてみると、「予想以上に参加していた子ども達の年齢層が低かったので話を理解できていたかが心配」と言っていましたが、目を離さずに集中して見つめる子が多く、とにかく動き・喋る人形に夢中になっていました。もう少し大きくなると、ストーリーもよく理解できるようになるかもしれませんね!

 大谷大学児童文化研究会は、年齢に応じて人形劇のストーリーのバリエーションもあるそうなので、これからの活動にも期待できますね!

☆ぜひ披露・インタビューの動画をご覧ください↓↓

取材記:学生ボランティアスタッフ 岡本弥生


【動画で紹介!】