開催報告:「ターゲットに響くキャッチコピーのつくり方」

2014年2月8日(土)スキルアップワークショップ第14弾 「ターゲットに響くキャッチコピーのつくり方」を開催しました。

講師は株式会社PRリンクの神崎英徳さん。11名の学生が参加し、「伝える」ではなく「伝わる」手法をテーマにレクチャーとワークショップ形式で学びました。

まず始めに「メディアに取り上げられるには」ということをメインに広報の基本的な事について、レクチャーしていただきました。

 

PRとはパブリックリレーションズを略したものであるが、自分の伝えたい事を伝える事がPRだと間違った認識をしている人が多い。本来の意味合いとしては、「社会や市民と良い関係を作って行くこと」であり、一方的に自分の思いを伝える事ではない。メディアは読者や視聴者のために発信しているので、読者や視聴者が何を求めているのか、それに合致しているかどうかが重要なポイントだと学びました。

次に「プレスリリース」についてレクチャーをして頂きました。

①メディアに取り上げられるためには、プレスリリースが定番であり、今メディアが取り上げるにあたって、7割くらいがプレスリリースから取り上げられてる。つまり、コチラから発信していかないと、なかなかメディアに取り上げてもらえない。

②プレスリリースを書くにあたって、書き方よりも素材が大切。とはいえ、満点の素材は中々見つからない。そこで「独自性」「社会性」「新規性」「季節性」「トレンド」を入れることによって、取り上げてもらいやすくなる。

③記者が一つのプレスリリースを読むのにかける時間は30秒。つまり、タイトルやリード文で引っかからないと、その後読んでもらえない。なるべく本文は1枚にまとめて専門用語は使わず、中学2年生でも分かる言葉で書くことが重要。

ワークショップでは、実際にプレスリリースを作成する中で枕詞づくりを行い、一人ひとりが考えた枕詞と団体の活動内容について発表をしました。神崎さんにフィードバックをしてもらい、学生は頷きながらメモをとっていました。

 

最後に神崎さんから、「大切なのは社会に求められ、信頼される組織になることです。そうすれば、ありのままを伝えるだけで、メディアは大きく取り上げてくれます。それが作られた姿ではなく、実際の姿だからこそファンが広がるのです」という言葉を頂いて、ワークショップは終了しました。

 

その後、コーディネーターの進行で、「印象に残ったこと、これからやること」についてふりかえりを行い、いくつか書き出した「これからやること」の中から1つ選んでもらい、一人ずつ宣言しました。

今回のワークショップで使用したレジュメは、学生Place+に置いています!

気軽に受付にお声がけ下さい♪

 

集合写真は学生Place+のプラスのポーズです!