京都アカペラサークルCrazyClef

【サークル情報】

■所属大学:京都大学

■部員数:約200人

■ホームページ:http://www.crazyclef.jp

■SNS:Twitter

 

 【イベント予定】

Winter Live 2019「Searching For…」

日 時:12月21日(土)開場16:45 開演17:30

場 所:京都市東部文化会館

 普段はバンドごとに週1回練習しています。また月1回例会があり、サークル運営やライブ準備の進捗状況などを全体で共有しています。

 10月には1年生だけで作り上げる新人ライブ、12月にはサークルライブがあります。新人ライブでは、出るバンドを新入生同士オーディションで決めることで競争心を高め合っています。

 

 アカペラには2つのバンド形式があり、1つはプロアカペラグループが歌う曲をコピーして歌う「コピーバンド」、もう1つはJ-popのメロディーをアカペラの楽譜に書き直して歌う「アレンジバンド」があります。自分で楽譜を作るので、アレンジバンドの方が難しいです。

 

------アカペラの魅力はどんなところですか。

 アカペラはメンバーが全員パートを一人で担当するので責任重大です。しかし、ハモりを意識することでみんなの気持ちが共有でき、歌うことで気持ちがひとつになる感じがとても楽しいです。

 不定期ですが、地域のお祭りへの出演依頼をいただくことがあります。京都府庁で行われていたイベントのステージで出演したこともあります。

 また、依頼を待つだけではなく、営業という形で演奏できるところを探しています。例えば、京都市動物園に営業に行き、子どもたちに合わせた曲を演奏しました。

  

------実際に演奏された感想はいかがですか。

 アカペラは知名度の低い音楽ジャンルですが、興味を持ってくださったり、曲に合わせて手拍子をしてくださいました。楽器演奏と同様に「音楽をしている人」として出演したいので、自分が歌っている音楽に対して反応してくれるのは一緒に楽しめているようで嬉しいです。

 アカペラはここ10年ほどで広がってきた音楽ジャンルで、今はまだ知られていない状態ですが、他大学のアカペラサークルと積極的に交流を深め、アカペラの輪を広げていきたいです。

 また、CrazyClefの音楽性をもっと追求して、「クレクレ(CrazyClefの略)ってすごいらしいで」と言ってもらえるようになりたいです。

 CrazyClefはアカペラサークルとして日本で2番目に古く、26年の歴史があります。大学ごとで特徴があり、CrazyClefはコピーバンドがとても多いです。プロの人たちの技術を盗み、技術を上げています。そこに楽しさを見出して活動しています。

インタビューを終えて

 このインタビューまではアカペラという名前自体は知ってはいましたが、実際にどういうものなのかよく知りませんでした。このインタビューを通じて、ほんの少しですがアカペラのことを知れた気がします。

 次回のライブは1221日の土曜日に山科の東部文化会館で行われる予定です。ライブの名前は「Searching For…」です。サークルとして新しい気づきと挑戦を探し求める、という意味でこのライブ名を決めたそうです。このお話を聞いてどんなライブになるのだろうとワクワクしました。興味がある方はぜひ聴きに行ってみてはいかがですか。

(取材日:2019年9月21日)