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取材記『ボラ活!メンバーの活躍』~その2~

 2016年8月16日、ボラ活!メンバー7人が嵐山寮さんの「夏まつり」にボランティアとして参加してきました!2部構成で組まれていた今回のプログラム、1部では屋台のお手伝い、2部ではビアガーデンの配膳のお手伝いを行いました。温かな雰囲気を持つ嵐山寮さんでの活動に、メンバーもとても楽しそうでした!

~活動の様子~

 1部の参加メンバーは5人。今回の参加メンバーは皆、嵐山寮さんのような施設でボランティアをするのは初めてとのことで、とても不安そうな表情を浮かべていました。(笑)初めての経験だと当然緊張しますよね・・・。

 初めは「利用者さんとどのように会話をすれば良いのか分からない」といったコメントも聞こえてきましたが、活動の後半になると皆積極的に利用者さんとコミュニケーションをとるように!利用者さんも、メンバーたちとの会話にとても喜んでいるご様子でした♪

←見てくださいメンバーのこの満面の笑み!(笑)

 2部ではビアガーデンでの配膳をお手伝いしたわけですが、後半から参加した学生も物怖じせず積極的に取り組んでおり、とても頼もしく感じました!

 メンバーの中には、田中総務部長から「こういう施設でボランティアしたことあるの?すごく様になっているから」と、大絶賛されるほどの逸材も!(笑)優しく気遣いができる子、積極的に取り組む子、笑顔が素敵な子、話をするのが上手な子、1人ひとりの個性がとても輝いていました☆また、1日を通して学生同士の距離もとても縮まったようです!

 ボランティアは「やらされる」のではなく、「楽しく取り組むもの」とお話下さった担当の中嶋さん。ボランティア活動を通して利用者さんと触れ合い、やりがいや楽しさを感じてもらいたいと、学生たちへの期待を教えてくださいました。メンバーからは「利用者さんが皆パワフルで元気をもらった」、「介護の業界に興味が湧いた」、「とても楽しかった」と嬉しい感想が寄せられました。今回の活動を通して、中嶋さんの想いが学生の心にも響いたのではないでしょうか!嵐山寮の職員さんはとても若い方が多く、そのこともまた学生たちにとっては刺激的だったことでしょう。

活動中、ボラ活!メンバーも「わたあめ」や「かき氷」をご馳走になりました!記者もご厚意にあずかり頂いてしまいました・・・(笑)ご馳走様でした!

毎年、この「夏まつり」の後は、施設の屋上へあがって五山送り火を見るそうです!メンバーも活動の締めくくりに「鳥居型」の送り火を堪能して、活動を終了しました。


~取材後記~

 なぜこのような観光地に施設が?と疑問に思ったので、総務部長の田中さんにお話を伺いました!嵐山寮さんは、60年もの長い歴史を持っており、当時の嵐山は今のような賑やかしい観光地ではなかったそう。
 戦後、焼野原になった嵐山付近では、戦災老人が溢れていたそうです。その光景を見た創設者(空海が開いたことで知られる真言宗金剛峯寺の管長だった方)が嵐山に土地を買い、戦後老人を住まわせる施設を造ったそう。このことが、嵐山寮さんのはじまりだそうです!
 先人の慈善の想いが現在も引き継がれており、個別ケアを充実させ寄り添ったサポートを提供している嵐山寮さん!利用者のみなさんもとても楽しそうで、素敵な施設でした♪